競馬予想と自分と

 初めて買った馬券はウオッカとヴィクトリーの単勝、2007年の日本ダービーでした。ズバッと切れた末脚に惚れたんでしょうかね。それ以前は競馬が自分の半身となるとは思ってもいなかったですから。

 いろいろあって、何もかも投げ出していた時期があったのですが、そんな時でも投げ出さずにいられたのが競馬でした。どうしてだか疑問だったのですが、最近その謎が解けました。

 『馬券の的中は正しさの証明』

 悪いことは悪い、正しいことは正しい。当たり前のことを両親から教わったわけですが、僕の場合、それが強すぎるようなのです。

  集団になると、その集団の多数意思に逆らうことが難しくなり、悪い・間違っている結論を採用してしまうことがあります。僕はそれが我慢ならない。「自分が どう判断したか」が一番の価値基準で、"馴れ合い"だとか"なあなあ"で出された結論に対して「正しくない」と感じた場合、真っ向から反論したくなりま す。実際には上下関係や役職の差、悪意のある書き方をすれば"自分達をどうとでもできる人たち"を相手に反論ができず、いろいろ溜め込むことになったので すが。

 話を戻すと、馬券の的中は「自分が考えた予想を馬券に落とし込むことができ、かつその予想が結果に等しい」場合に起こるものだと 捉えています。予想が結果に等しかった=正しかったというのは、自分の予想と買い方の正しさを、もっと言えば自分の正しさを証明できたことだと思うので す。

 自分が正しいと証明できる。これに勝る喜びはありません。