中京芝1200m+タフな馬場≒阪神芝1400m

[元の投稿時間] 2012-07-05 17:31:21

 まずは以下の解説を読んでみて下さい。
『4コーナーを回るとすぐに直線(編注:直線の坂)に入るので(芝コースは坂までに助走できる区間がある)、かなり急加速力がないと直線半ばで失速してしまうタフなコースレイアウトになっています』(「ラップライム重賞図鑑2011」 夏目 耕四郎 KKベストセラーズ P49から引用)
 この解説は根岸Sが行われる東京ダ1400m(リンク先:JRA | 東京競馬場コース図)についてのものですが、似たコース形状である中京競馬場(リンク先:JRA | 中京競馬場コース図)にも同じことが言えます。

 中京競馬場は4コーナーから直線の急坂までに助走できる区間がほぼゼロ。このコース形状から、内目を回った馬(=3・4コーナーでスピードを押さえながら回った馬)がスピードに乗るためには急坂で加速しなければならず、押し切るには高い急加速力やパワー、底力(=ハイペース耐性・失速耐性)を要求されます。
 時計の掛かる馬場・道悪=必要パワーが増加する条件ではさらにこの傾向が強まり、パワーのある先行馬なら好走できても、パワーで劣る先行馬・内を回った馬は直線半ばで失速してしまいます。CBC賞では前者がマジンプロスパー(馬体重500kg、ダートでの優勝経験あり)で、後者がグランプリエンゼル(馬体重448kg、ダートでの優勝経験なし)に該当します。

 また、重賞が施行される芝1200mではもっとも終いの直線が長く(≒距離が若干短い馬でも好走しやすく)、直線の急坂を受けても失速の少ない底力型差し馬が好走可能です。ただし、コースロスの差が少ない場合に限り、開幕週+良馬場のような条件では差し届かない可能性が高くなります。開催後半の馬場か、パワーを問われる道悪馬場のときが理想です。
 高松宮記念ではサンカルロ、CBC賞ではスプリングサンダーのように阪神芝1400m重賞好走馬が該当しやすいので、該当馬がいれば馬場状態を確認の上、積極的に狙いたいです。


参考:芝直線距離の比較(Aコース+芝1200m重賞が施行される競馬場に限る
 中京(412.5m)>阪神内(356.5m)>京都内(328m)>中山(310m)>
 小倉(293.0m)>福島(292.0m)>札幌(266.1m)>函館(262m)

著者:あみー

4~5歳牡馬相当。軽い芝の長距離◎?(重い芝・中距離△? 中長距離▲?) 荒れ馬場・道悪△? ゲート:△? 先行力:F? 底力:E? キレ:F-? 持続力:D-?(甘め) 平坦○、急坂△。逃げ○、逃げ以外△