秋華賞


 小回り+やや短い直線を利せるのは? 秋華賞の予想を書いていきます。

【 予想記事の目次 】
1. 前日の馬場の印象
2. コースおよびレース傾向の確認
3. 前回の結果から考える+展開の想定
4. 各馬の短評・適性チェック
5. 単複を買うなら


 土曜の芝の印象(【関連記事】 芝質と血統・種牡馬
土曜の京都芝。内外フラットで、ほぼ標準的な時計レベル。好走している血統はSS系全般などで、推測される芝質は軽い芝。金曜夜(~土未明?)の雨が影響してか、時計レベルが低下&SS系の末脚が生きる馬場に変化。
 日曜もこの傾向が続くのか、それとも馬場の乾燥で時計レベルの回復&内有利の馬場に戻るのかどうかをよく観察したいです。高速馬場になると、Mr. Prospector系やStorm Cat系などのスピード持続力(≒先行力+底力)に優れるタイプの好走割合が増えるかも?

馬場観察 : 1R 2歳未勝利牝(10:05・内)、4R 2歳新馬(11:35・内、同距離)、7R 500万下(13:25・内)、9R 鳴滝特別(14:25・外)、10R 壬生特別(15:01・内)


 京都芝2000mは正面の直線の半ばからスタート。テン3Fは300mほど走ると1角へ進入。中盤4Fは2角から向正面に出て、残り1100mを切ると内回りの淀の坂・上りになり、上り切ると小回りの3角へ進入、残り800mを切ると淀の坂・下りで3・4角中間の高低差0mまで一気に下る。上がり3Fは3・4角中間から小回りの4角を通り、平坦でやや短い直線を通りゴール。
 参考:京都競馬場コース図(JRA | 京都競馬場)

 秋華賞は準マイラーの先行力 or 中長距離馬のキレ・持続力勝負。中距離戦としてはテン3Fが早くスピードを問われること、コーナーが小回り、終いが平坦…という条件から、スピードで優位に立つ準マイラーが前々で粘りやすいレースです。後方から優勝するにはこれを差さねばならず、抜けて高いレベルのキレ・持続力が必要になります。

平均 35.2-48.9-34.8 =1'58"9(2008~12、番手含む、計4レース)
準OP 35.8-48.3-34.9 =1'59"0(2008~12、準OP、計11レース)

2012* 36.5-50.0-33.9 =2'00"4(約2番手推定。ジェンティルドンナ、ヴィルシーナ、アロマティコ)
2011* 35.6-47.7-34.9 =1'58"2稍重(2番手推定。アヴェンチュラ、3着ホエールキャプチャ)
2010* 35.3-48.6-34.5 =1'58"4(2番手推定。アパパネ、アニメイトバイオ、アプリコットフィズ)
2009 34.0-49.0-35.2 =1'58"2(レッドディザイア、3着ブエナビスタ)
2008 35.0-48.0-35.4 =1'58"4(2着ムードインディゴ)

※「3F-4F-3F =10F」で表記、()内は主な活躍馬など

お約束)人気上位・下位にかかわらず、「馬場・コースやレース傾向に合う、能力・適性の上位馬」+「展開の利が大きい or 展開に合う馬」を探します。穴馬には多少甘い評価。



◎ 8-17 ローブティサージュ(55.0kg/小柄)
 スピード持続力(≒先行力+底力)に優れる中距離馬。 前走は苦手な道悪+ハイペースの中を前々で踏ん張って善戦(※)。父の産駒傾向+ツナギ・脚の特徴からベストは良馬場の中距離と思われ、条件が好転する今回は大きく巻き返しがあっても驚きません。ウォーエンブレム産駒2頭目の秋華賞制覇が同じ騎手によって達成されても。
 ツナギは長さ普通、太さ普通、やや寝る?標準飛節。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統は中距離向き(?)で、標準的な芝の中距離◎?(マイル▲? 中長距離×) 荒れ馬場・道悪△+? ゲート△:新馬のみ △+? △+?キレ×+? 斤量注(小柄)

※ キレを欠くので、春の控える競馬から脚質転換を図ったこともプラス。


○ 2-3 ティアーモ(55.0kg/小柄)
 スピード持続力に良さのある千八巧者? 西海賞はハイペースを前々で押し切っていて、先行力と底力の高さを見せています。淀みない流れや内有利の馬場傾向のアシストがあれば、その先行力と底力を生かして好走しても。
 ツナギは長さ普通、細い、やや立ち。直飛節。 軽い芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、軽い芝の1800m前後◎? 荒れ馬場△、道悪△+? △↑? △↑? キレ×?


~ 気になる馬、人気上位馬(印→馬番順) ~

[?] 1-1 スマートレイアー
 底力優位の準マイラー?? 現状では能力適性の評価・判断が難しく、人気に見合う信頼性を計算できません。ただ、三面川特別のレース内容から、平坦向きのスピードやキレで劣る心配あり。
 ツナギは長さ普通(前脚やや短い)、太さ普通、やや立ち。直飛節? 標準的な芝のマイル前後向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、標準的な芝のマイル~1800m◎?(軽い芝▲?) 荒れ馬場▲、道悪▲+? △? キレ△-?


7-14 デニムアンドルビー(55.0kg/小柄)
 キレに良さがある中距離馬? 良いキレを持ちますが先行力が皆無で、先行力や機動力を問われる京都芝2000mは最悪といっていい悪条件。前が止まらない流れを差し切るだけの持続力も示しておらず、人気なら積極的に消して攻めたいです。
 ツナギは長さ普通(前脚やや短い)、太さ普通、やや立ち。直飛節。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統は中距離向き(?)で、標準的な芝の中距離◎? 荒れ馬場・道悪▲-? 先行力××、底力(=ハイペース耐性)△? △+? 持続力△-? 斤量注(小柄)


8-16 メイショウマンボ
 持続力に優れる中長距離馬。父のイメージ通り、エンジンが掛かれば長く良い脚を使えますが、そのエンジンの掛かりが遅いのが弱点。小回り+良馬場ではその影響が大きいはずで、少なくとも人気に見合う勝率を期待するのは酷です。攻めるなら3着内を外す場面を想定しても。
 ツナギは長さ普通(脚は長い、胴は長さ普通)、太さ普通、やや立ち(蹄はやや寝る)。直飛節気味。 標準的な芝の長距離向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、標準的な芝の中長距離◎?(1600m▲?) 荒れ馬場・道悪▲? キレ△-、▲-?(大跳び・エンジン掛遅)


単複を買うなら(リンク先:同名の記事) ------
 小回り・平坦の高速コース+混戦で人気上位馬が差し馬なら、逃げ・先行馬を中心に狙いたい。ハイペース実績あり&ハイペース歓迎の血統◎ 8-17 ローブティサージュの単複。


参考:芝直線距離の比較(Aコース)
 新潟外(659m)>東京(525.9m)>阪神外(473.6m)>中京(412.5m)>
 京都外(404m)>新潟内(359m)>阪神内(356.5m)>京都内(328m)>
 中山(310m)>小倉(293.0m)>福島(292.0m)>札幌(266.1m)>函館(262m)

旧:ラップタイム予想の詳細を見る

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