スプリンターズステークス2018_結果回顧 ファインニードルが不利な外から差し切る

 額面のスピードを問う極端な前傾ラップ(=近3年の平均より極めて早いペース)+内外とも伸びにくい道悪馬場で、内に付けた&全体的なスピードを中心とした総合力上位馬が有利。 スプリンターズステークス2018の回顧をしていきます。

回顧記事 目次


芝の馬場傾向 回顧

馬場傾向 回顧よりコピペ)

中山競馬場 : 開催4/4週目(=B5+C4日)、Cコース使用2/2週目。火~木雨、土午後雨?土夜~日午前大雨?日午後雨?

 土日で馬場傾向が異なる。
 土 :(少し前・内有利~)内外フラットで、時計レベルは土曜:早い???→少し掛かる↓↓??(急速に悪化)
 好走している血統は(土曜12Rまで、計6レース)、SS系(パワー・スタミナタイプ多い)×9、Mr. Prospector系×4、Northern Dancer系×4、Hail to Reason系(非SS系。Roberto系など)×1で、推測される芝質は「標準~重めの芝(前週比:変わらず~少し重くなる)」
 日 : 少し前・内有利~内外フラットで、時計レベルは日曜:少早↑↑??→標準↓→少し掛かる↓?? 好走している血統は(日曜12Rまで、計6レース)、SS系(パワー・スタミナタイプ多い)×6、Northern Dancer系×4、Hail to Reason系(非SS系。Roberto系など)×4、Mr. Prospector系×3、その他×1で、推測される芝質は「重い芝(前週比:重くなる)」

 最終週・4週目の中山芝をまとめると、「土日で馬場傾向が異なる。
 土 :(少し前・内有利~)内外フラットの標準~重めの芝で、時計レベルは土曜:早い???→少し掛かる↓↓??(急速に悪化)
 日 : 少し前・内有利~内外フラットの重い芝で、時計レベルは日曜:少早↑↑??→標準↓→少し掛かる↓??」


関連リンク : 「芝質と血統・種牡馬」シリーズ

 軽い芝や重い芝って何?
 軽い芝や重い芝が得意な血統は?
 軽い芝や重い芝ってどの競馬場?


ラップタイムの評価


2018 33.0-35.3 =1'08"3 雨↓、稍重・少掛↓?
平均 33.8-34.0 =1'07"8早~かなり早?(2015~17、スプリンターズS、良馬場、計3レース)

※「3F-3F =6F」で表記


 ラップタイムを例年や平均と比べて評価すると、額面のスピードを問う極端な前傾ラップ(=近3年の平均より極めて早いペース)+内外とも伸びにくい道悪馬場で、内に付けた&全体的なスピードを中心とした総合力上位馬が有利。 時計レベルの判断が困難も、レースレベルは近3年の平均に大きく劣る印象。

レース後のコメント(ラジオNIKKEI)


ファインニードル

挙動:
 ゲート普通、軽く押して中団前目。 3・4角中団、内から4頭分?? 直線、外目からキレる脚で差し切る。
短評:
 内外かなり不利、展開と能力適性がややズレる? コーナーの内を通った馬が上位を占める中、外々を回っての差し切り。着差以上の実力差を見せました。ただ、緩急の小さいラップはやや向いていなかったと思われ、パフォーマンスの低下が感じられます。ハイペースなどが想定される芝1200mでは他馬に迫られるシーンに注意したいです。
適性チェック:(最終更新:18'スプリンターズS 57.0kg)
(誤差注)ツナギは短い、太さ普通、角度普通(蹄は寝る)。曲飛節気味? 標準的な芝の短距離向き、血統はマイル前後向き(??)で、標準的な芝の1200m◎?(1000m▲+??) 荒れ馬場▲??道悪▲-?? 先行力:E? 底力(=ハイペース耐性):D-? キレ:D-? 持続力:-(不明) 総合力でD?相当 斤量少注(キレ優位)


結果から考える狙い方「スプリンターズステークス」

[期待値:E-(甘め)?]
以前より末脚の要求度アップ(路盤改修、短距離のスローペース化などが影響?)


 ○:底力・持続力を中心とした総合力上位馬
   → 先行力:D-~E↑? 底力(=ハイペース耐性):D~D-? キレ:E~E-? 持続力:D-~E↑?(2つ以上)
   (≒急坂の重賞実績上位馬。
    期待値は「持続力優位≧先行力優位 >> キレ優位」
     → 2015年~17年の3着内馬≒芝1400m以上の重賞優勝かマイルG1好走馬
       芝1200m以下に好走歴が偏る馬は期待値が低い(馬場×スローペースの影響?)。
    先行力:G+?以下の場合、期待値ダウン。
     → 好走歴が「テンが上り坂の芝1200m」に偏っている差し・追い込み馬など。
       後方からでは、前後・内外の不利や混雑・仕掛け遅れのリスクが増加)


 注:枠順の期待値=内枠は高い・外枠は低い
   (コース形状+高速かつ内が傷みにくい馬場から。 馬場傾向は少し内有利が多い)
 注:斤量差の影響=やや小さい?
   (ダッシュ・先行力を中心に、総合力を増減。前走からの斤量の増減に注意)
少注:路盤改修で、排水性が大幅に改善
   (雨中の競馬でないかぎり、雨の影響は限定的。
    ただし、雨中の道悪馬場では末脚を伸ばし難く、前・内有利の傾向が強まる)
少注:急坂巧者、平坦巧者の上げ下げ
   (期待値要素。時計の掛かる馬場やハイペースでは注)



 コース形状(テン3Fをほぼずっと下る、大回り、やや短く&急坂が待つ直線)+野芝のみの高速馬場+末脚の要求度アップ要素(路盤改修、短距離のスローペース化などが影響?)などからほぼ一貫ラップで走破時計の早い決着になりやすく、底力(=ハイペース耐性)・持続力を中心とした総合力上位馬の期待値が高いレース。
 先行力に偏った能力を持つ馬(≒逃げ馬、芝1200m以下に向く馬)の期待値が低くなっている点(スローペース時に限る?)...などに注意。

珍しい展開・決着:
2018年 勝ち馬:ファインニードル
 額面のスピードを問う極端な前傾ラップ(=近3年の平均より極めて早いペース)+内外とも伸びにくい道悪馬場で、勝ったファインニードル(=中団から外目を差し切る)以外は内を通った番手~先行の短距離馬で決着。 近3年の好走タイプ「芝1400m以上の重賞優勝かマイルG1好走馬」は苦戦。


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天皇賞(秋)の前哨戦のみならず、マイル・中距離路線から様々な有力馬たちが始動戦として選択し、3歳馬と古馬の一線級が初めて顔を合わせることも多く、例年、G2ながらGI級のメンバーが顔を揃えることになる毎日王冠。

今年もアエロリット、キセキといったGI馬に、NHKマイルCを制したケイアイノーテック、クラシック路線で上位争いを繰り広げてきたステルヴィオといった3歳の上位勢が参戦。その他にも、春に同条件のエプソムCで重賞初制覇を果たした素質馬・サトノアーサーなど、好メンバーが出走を予定している。

しかし、実力通りに決まるとは限らないのが前哨戦。なぜならば、GIを本気で狙っている陣営であれば、あくまでココは"叩き台"に過ぎず「8分くらいの仕上がり」で出すことは当たり前だからだ。また「距離を試してみたい」など、今後の路線を決めるための試走であることもしばしば。

一方、GI出走に向けて賞金が足りない馬であれば「ココで何とか加算しないと」と、キッチリ仕上げる陣営もいれば「GIじゃ足りないからココが勝負」と、メイチで送り出す陣営も存在する。馬券を的確に仕留めるには、各馬の能力だけではなく、こうした思惑も把握しておかねばならないのだ。

競馬総合情報社シンクタンクには、ハイセイコーの増沢末夫、マルゼンスキーの中野渡清一、サクラスターオーの平井雄二といった元騎手、元調教師など競馬界の大物OBが在籍し、業界最高峰とも言われる情報網をトレセン内外に持ち、各陣営の勝負度合いから馬の仕上がり具合などあらゆる情報を入手。どの馬が買えるのか的確にジャッジすることができるのだ。

事実、去年の毎日王冠では、長期休養明けで人気を落としていたリアルスティールについて「ぶっつけで天皇賞に使わざるをえなかった去年に比べると、だいぶ状態はいい」との有力情報を入手し、自信の本命に抜粋。【3連単2万7280円的中】をズバリとお伝えしている。

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芝/直線距離の比較(Aコース)

■ 芝1200m限定
 中京(412.5m)>新潟内(359m)>阪神内(356.5m)
>京都内(328m)>中山(310m)>小倉(293.0m)
>福島(292.0m)>札幌(266.1m)>函館(262m)

■ 全10場の内外回りすべて
 新潟外(659m)>東京(525.9m)>阪神外(473.6m)
>中京(412.5m)>京都外(404m)>新潟内(359m)
>阪神内(356.5m)>京都内(328m)>中山(310m)
>小倉(293.0m)>福島(292.0m)>札幌(266.1m)
>函館(262m)


ダート/直線距離の比較

■ 全10場すべて
 東京(501.6m)>中京(410.7m)>新潟(354m)
>阪神(352.5m)>京都(329.0m)>中山(308.0m)
>福島(295.7m)>小倉(291m)>札幌(264m)
>函館(260m)


 能力適性の用語解説(底力・キレなどの用語解説)
 能力レベル(評価)の早見表(A~Gのクラス対応表)
 結果から考える狙い方・凡例

 

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著者:あみー

4~5歳牡馬相当。軽い芝の長距離◎?(重い芝・中距離△? 中長距離▲?) 荒れ馬場・道悪△? ゲート:△? 先行力:F? 底力:E? キレ:F-? 持続力:D-?(甘め) 平坦○、急坂△。逃げ○、逃げ以外△