藤田引退に思うこと

これから秋競馬が始まるというこの時期、1900勝ジョッキー藤田が40代前半で引退を決意したのには少々の驚きと大きな納得感に包まれた。
驚きとは「この中途半端な時期に引退する」という事であり、納得感とは「暴露本を書いて主催者から見放されてロクな馬に乗せてもらえなくなった状況でこのまま騎手界に留まるのは辛かったのだろう」という事である。
それにしても年度の切り替え時に引退するのが通例なので、却って藤田の潔さと無念さを覚えずにはいられなかった。おそらく大方の人々が私と同じ思いを感じたのではないだろうか。
正直、個人的には騎手界の茶髪連中の親分的存在に見えたので見た目は好きではなかったが、腕なら武豊や横山典弘、蛯名などと遜色ない【正確に言えば競馬学校上がりでそこそこ実績ある騎手には技量差などほとんどない】と思っていたので、「彼がこんな形で引退する事は甚だ遺憾だ」との思いを強く感じた。
いずれにせよ藤田には今後も競馬に関わりある仕事を続けて欲しいし、できればどこかの予想会社にでも所属して純粋に騎手の実力で予想してくれる競馬評論家になってもらいたいと思っている。おそらく【主催者の意向を考慮してTVやラジオには使ってもらえない】と思うので。(キャラが変われば別だけど...笑)