2015 第20回 秋華賞(GI) 結果コラム

1着...○...ミッキークイーン 55.0 (浜中)
出遅れを印象付けていたものの大外枠が効を奏して出遅れずに最高の位置取りを確保すると最後は能力の差を見せて2冠達成。案の定で黛が自爆逃げして差し馬有利の展開を作ったのも幸いしたが、馬の能力がなければこの着差でキッチリ勝てはしなかった。今回の勝利で当世代トップ牝馬にのし上がったと言える。(ルージュバックが第2のレッドリヴェールになる可能性が高まったのは気になるが...)

2着...伏...クイーンズリング 55.0 (ミルコ)
4コーナーで内から外へ馬を振ってルメールの前に入って追い出したミルコの騎乗ぶりには恐れ入った。この見事な操作力がなかったら少なくとも後続を突き放しての2着はなかっただろう。調教師は今回ほどジョッキーに感謝する機会はなく、今回の2着はひとえにミルコという名手のお陰である。それだけに今回の2着で人気なる次走は大いに不安でならない...

3着...穴...マキシマムドパリ 55.0 (幸)
先行馬たちの直後を進む絶好の位置取りで競馬ができた。もしも10年前の幸だったらこの展開でも4コーナーまでに早めに前を捕まえに行って最後は後続に差されて3着を確保することはできなかっただろう。10年も経てばさすがに最低限の仕掛け所くらいはどんな騎手でも覚えるという好例である。それでも先行競馬した中で最先着した内容は立派で、今春に敗れていたシングウィズジョイなどに比べればはるかに今後の活躍が期待できる馬であり、何より幸が武豊に先着したことで「ヤラセがなかった=馬の能力どおりに走った」のが今後にとって良い傾向であると思われる。ただしもちろん武豊が同馬に乗った方が数段活躍するのは否めないが!

◎...タッチングスピーチ 55.0 (ルメール)
スタートから前を塞がれて後方待機しかできなくなったのが何より痛い。またルメールも最初から直線一気の競馬をするつもりだったようで、結局最後までコースを捜すようなつまらない競馬をした。たしかに騎手がルメールなのでいくら石坂師でも騎乗指示などできないのは分かるが、ミルコの2着とは反対でルメールにしては何の意図も感じられない流れ任せの最低の競馬をしてしまったのは大いに不可解でならない。まさか油断していた訳ではないはずだが、今回の6着はルメールの覇気・対応不足のせいとしか評せないだろう。

▲...レッツゴードンキ 55.0 (岩田)
やはり岩田は潰される競馬になった。ただし本来同馬が桜花賞を圧勝できたのが異常であり、今回の惨敗(17着)は当然の結果と言えるだろう。桜花賞で中途半端な競馬をした黛の自爆逃げのハデさには苦笑させられたが!

※武豊が幸に先着しなかった事で馬の実力と騎手の腕と馬の成長・好調さの1・2・3着で決まったのが今後の騎手界にとっては幸いだったと言える秋華賞であり、あとは「武豊の2代目」である騎手が四位や藤田のように廃れていくようになればこれ以上の幸いはないだろう。
いずれにしても「名手の腕の凄さ」が示され、「名手でも無策では凡走する」のが示されたG1と言えるだろう!

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