第154回 天皇賞・秋(G1)

【牝馬優勝成るかがポイント】

「女傑ルージュバックをどう扱うか」...今年の予想ポイントはこの点になると思われる。

能力頼みで無謀な桜花賞挑戦で調子を崩し、前々走を勝つまではその能力を満足に発揮出来なかった女傑が、ここに来て中距離戦の有力馬が揃った毎日王冠を人気で制して牝馬天皇賞優勝を目前にしている訳だが、もちろん天皇賞馬の称号を目指す牡馬陣も中々の強者が揃っており、登録は少頭数でも易々とは天皇盾を得られる様子ではない。

人事は抜きにして有力視される牡馬陣では、アンビシャス(音無)、ラブリーデイ(池江)、ステファノス(藤原英)、モーリス(堀)、リアルスティール(矢作)、アドマイヤデウス(橋田)、エイシンヒカリ(坂口)、ロゴタイプ(田中剛)、サトノノブレス(池江)、サトノクラウン(堀)までと、それこそ状況一つ、調子一つでどんな結果になってもおかしくないメンバーである。

現時点では、菊花賞を制したばかりの池江厩舎の馬とサトノ馬主さんの馬たちは『そう続けてトップクラスG1を勝てはしないだろう』とは思うが、それでも2・3着にもならない保証はそれこそないので、正直な所、軸馬すら決め兼ねていると言うのが本音である。

それだけに、却って「好調度、順調さ、距離適性、向上度、配されるジョッキーの実力」などの外面上で確認できる事柄が重視されると思われ、自ずと現状での予想は以下のように成らざるを得ない...

◎=ルージュバック

○=アンビシャス

▲=ステファノス、モーリス、ラブリーデイ、リアルスティール、エイシンヒカリ。

△=アドマイヤデウス、ロゴタイプ、サトノノブレス、サトノクラウン。

...以上である。

一応シルシごとに分けているが、もちろん中間の状況次第で変動する。それだけ今年のメンバーは混線必至と言う事である。正直、ジョッキーが確定してから絞り込むしかないだろう。(苦笑)