第21回 秋華賞(G1)

【カギを握るはジュエラーの取捨!】

シンハライトの離脱でビッシュの1強状態になった今年の秋華賞。

春競馬の対戦比較からこの1強状態を壊せるとすれば桜花賞馬ジュエラーの好走の有無にあるだろう。

だが、前走のローズSを見る限りいきなり巻き返せるかは甚だ疑問視せざるを得ない。いくらケガ明けの太目残りで掛かってしまったにしても同馬の能力で11着はあまりに負けすぎているからだ。しかもローズSは人気薄の逃げ・先行馬が2・3着に好走しているレースであり、予想外の好位追走ならなおさら着順を落とすのは道理に適わない。如何に2着馬のクロコスミアがジョッキーの腕と展開に恵まれ、3着馬のカイザーバルが良血が開花したにしてもだ。

では、その他の馬でビッシュを負かせる馬がいるかと言うと残念ながら現状では全く見当たらない。

ビッシュが唯一馬券対象を逃したフローラS(5着)も、小柄な馬体の同馬が連勝して減った体を気遣ったのか、乗り慣れたジョッキー(横山典)が直線に入るまで馬なりで最後方追走の競馬をしたためであり、ちゃんと人気に見合う競馬をさせていれば掲示板で終わる事もなかっただろう。事実、まともなジョッキー(ミルコ)に変えて挑んだオークスでは普通に競馬して直線で一旦先頭に立ったほどで、前走の紫苑Sでは自力で捲りに行って楽に後続を引き離して勝っている。これだけでもフローラSでは全力を出してなかった事は分かるだろう。そんな同馬が、シンハライトもチェッキーノもいないメンバー構成ではそれこそ故障でもしない限り何かに負けるとは到底考えられない。

よって、現時点のシルシは・・・

◎=ビッシュ

▲=ジュエラー

△=クロコスミア・カイザーバル・フロンティアクイーン・パールコード・ミエノサクシード

・・・と、しておく。

今秋は最初のG1(スプリンターズS)でジョッキーの実力溢れる騎乗で圧倒的人気(ビッグアーサー)が無残に散っているため何となく不安な気持ちも過ぎるが、今回のビッシュは戸崎予定なのでフローラSの横山典弘騎乗さえしなければ誰かさんのようなボンクラ惨敗など起こらない筈。

それだけに、やはり問題はジュエラーの取捨しかないだろう。