第41回 エリザベス女王杯(G1)決断&持論コラム

【ムーアはなぜタッチングスピーチなのか】

ジョッキーの実力を重視する私の競馬予想において、ミルコ、ルメールはもちろんの事、ムーア、デットーリ、モレイラは「本気で騎乗させれば日本人ジョッキーなど足元にも及ばない本物の名手」と思っている。

これを前提として考えた場合、今回のエリザベス女王杯におけるタッチングスピーチは昨年の3着以上を意識しない訳には行かない馬と評せざるを得ない。

もちろん実績ではマリアライトとミッキークイーンに見劣るのは否めないが、ムーアvs蛯名、浜中では大人と子供、大学院生と中坊、ジョッキーと見習い助手ほどの差があると思っているので、当初のマリアライトの連覇濃厚の図式を覆せるのはムーアしかいないと決断した。

よって・・・、

◎=タッチングスピーチ(ムーア)...これ以上のジョッキーはもう望めないので休み明けを理由に負けたとしてもそれは馬の能力不足と厩舎の仕上げ不足でしかなくなり、ひいては今後同馬は複勝候補のオープン牝馬で頭打ちになるだけに、ムーアを起用できた今回が最大のG1優勝のチャンスであるハズ。

○=マリアライト(蛯名)...もし蛯名にもっと馬を勝たせる実力があったなら人気馬で結果が出せるのが平場だけと言う事はない。ディーマジェスティでダービー3着、菊4着は彼の特徴がよく表れている結果である。それでも同馬は実績からも2着は外してはならない馬だけに今回は分相応で2着と判断する。

▲=ミッキークイーン(浜中)...今年完全にツイてないのがこのジョッキー。東京で落馬してケガはするわ、療養中に合コンしていたと素行を非難させるわで、回して貰った馬と言えどもダービーまで勝った川田に完全に水をあけられている。それだけに今回も主役(勝ち負けの対象)とまでは考えられず、こちらは(脇役の)分相応で蛯名の次と判断する。

・・・以上の3頭までを推奨する。

ちなみに当初期待したクイーンズリングは、2200m戦である点が向かないと判断してここは見送りとする。さすがのミルコでも馬の適正距離を超えてまで走らせるのは神の御業になってしまうので・・・ただ、日本人ジョッキーたちが中坊以下だったらこの判断は間違いになるだろう。