第37回 ジャパンカップ(G1) 結果コラム

【日本人騎手の実力は世界の3流を証明】

自分の競馬ができても、代役のテン乗り外人にも、もちろんルメールにも交わされてしまうキタサンブラック・・・

これが日本を代表する武豊の実力と言うのが示されたのは残念な事だが、こればかりは国内では主催者のおかげでマスコミの擁護を受けているに過ぎない本人の実力なので仕方ないだろう。

逆に、直線に入って「もうアカン」と綺麗なフォームでサトノクラウンを追っていたミルコこそがこのレースの裏主役だった事が、彼が土壇場までどちらに乗るか決まらなかったシュヴァルグランの優勝でハッキリ示された。

キタサンブラックの連覇なるかが注目された今年のジャパンカップだが、優勝馬がエピファネイアに続く善戦馬、それもミルコのドタバタ絡みあってのテン乗りボウマンでは、馬は能力があったという証明の裏に、福永祐一というジョッキーが如何に技量がないかも証明し、如何に競馬学校とは馬に乗れるというだけの凡才の集まりであるかをも示したと言えるだろう。

つまるところ、サトノクラウン以外の馬は概ね能力を発揮したが、こと騎手力としての日本人ジョッキーの低レベルが丸出しになった人事的には痛ましいレースである。

これまで私は、本当は上手くないのに勝たせて貰っている特定騎手がいるから日本人騎手でも能力ある者が実力を発揮しきれない部分があると、岩田や内田博を見て思っていたが、「公務員であるというヒエラルキーに染まったエセプロ意識の充満する世界では本物のプロには絶対に勝てない。勝つ時は何かの援護がなければ無理である!」というのが良く分かった。

よって、これからの若手騎手にも今後出てくる新人たちにも一切期待する事はないとの覚悟で競馬を見るべきだとつくづく思った。

思えば、久々の女性騎手がその話題性から芸能事務所に所属してしまうような程度では本物のプロジョッキーである訳もなく、そんな腰掛けタレントジョッキーに勝ち星でも劣る若手が山ほどいる世界から世界に通用するレベルの騎手が出て来れる道理もない。

今年のジャパンカップは、「シュヴァルグランは本当は強い馬だ!」とこれまで痛い目に遭っていた人たちにとっては素晴らしいモノになったが、「武豊は凄い騎手だ!」とマスコミの誘導に乗せられていた人たちには「有馬記念前でも見事に裏切られた残念な結果」である。しかも鞍上が1000m通過に1秒も遅いタイムで単騎逃げして後続の良いマトに成っているのに気づいていない事から、如何にペースを体感できていないかを示しているのは尚更憐れである。

この武豊や福永祐一など、世界3流ジョッキーたちが消えてしまわない限り中央騎手界から本物のプロが現れる事は絶対にない!・・・それをこれでもかと思い知らされたのが今年のジャパンカップであった。

ハッキリ言って、学校制度などなかった時代の方が何人も本物のプロがいた。岡部も然り、福永洋一も然り。息子を競馬学校に入れる前までの岩田も一時はそうだったが・・・!

今の日本人騎手は本物ではない。ただの準公務員だと思って今後は予想すべきであり、公務員ならば人気で勝たせて貰うか、人気でも勝てないかの両極端な思考で処理するのが一番の必勝法となるだろう。それも未熟であればあるほど馬群を捌けないので、どれだけ前で競馬出来るかを予想の基準に置けば判断は容易になる。

その観点で見れば、横山マジックなどと呼ばれる不思議な逃げ切りも辻褄が合う事は誰もが気付くはず!

つまるところ、元地方騎手以外の好走はすべて何らかの繋がりの為せる業だという事であり、だから木幡3兄弟のワンツースリー決着などという話題作りの着順が発生するのである!