第35回 エプソムカップ(G3) 予想コラム

【騎手の実力より馬のレベルがポイント】

昔のエプソムカップでは多少波乱もあったが、近年(過去5年)の勝ち馬を見ると、その傾向は人気に応える条件をどの馬も持っている事に気付く。

それは、ディサイファ~ダッシングブレイズまで順当にオープンレース以上を人気で勝っている点。特に前走レースとしては都大路Sが好ローテになっているが、勝ち馬は共に1番人気だった馬で、この点では人気薄の好走馬にあまり重きは置きにくい。

また今年のメンバー構成を見ると、前走G2以上の格上使いが3頭と少なく、ベルキャニオンはマイラーズC5着好走も10番人気の低評価、マイネルミラノはAJC杯3着も今回は58kgの重斤量、スマートオーディンは丸々2年ぶりのレースであり、鞍上の実力を加味すればとても信用は置きにくい。

そこで、残りの馬から選んだ私の予想は・・・

◎=ブラックスピネル(音無・石川裕紀人)...前走11か月ぶりを叩いての臨戦で上積みの期待は大きい。鞍上も続けての騎乗で前走より上手に乗れるはずだし、何より中距離戦での重賞勝ち実績もあるので◎と判断。

○=ダイワキャグニー(菊沢・横山典弘)...前走1番人気のオープン勝ち馬で指折りの東京巧者。順当に人気に推されるところだけに軸馬一番手は同馬と評価。ただし、同馬のこれまでの傾向が「重賞になると何かに足元を掬われている」ので有力ながら○と判断。

▲=グリュイエール(藤原英・福永祐一)...前走2年ぶりの復帰戦を勝利しての格上戦で、これまでの騎手の実力重視であれば見向きもせずに消すところだが、このレースは騎手の実力より馬のレベル(能力値)を重視すべきなので、優秀な厩舎実績を考慮して格上戦でも▲に指名。

△=サトノアーサー(池江・戸崎圭太)...ダイワキャグニーが人気に推される予想から、堅い結果になれば前走同じレースで好走している同馬と判断。ただし、希代のジリ脚に加え、前走の体重減(-10kg)が不安材料のため△と評価。

・・・以上。