アルマワイオリを考える

フェブラリーSが終わり、いよいよ春競馬到来。
今週もG1を意識させるレースが目白押し。
そんな中で私が注目しているのは、アーリントンCに出走予定のアルマワイオリ。

・アルマワイオリ

レース   コース   着順 タイム(前3F→後3F)

新馬    札幌1500㍍ 1着 1.31.1(37.5→34.8)
札幌2歳S 札幌1800㍍ 6着 1.50.4(36.8→36.9)
もみじS  京都1400㍍ 1着 1.21.6(36.3→33.8)
デイリ2S 京都1600㍍ 4着 1.35.6(36.3→34.3)
朝日杯FS 阪神1600㍍ 2着 1.36.0(36.4→35.5)

新馬戦は何も解らないまま鞍上の指示に従いコースを回ってみたら、能力の違いで他馬を圧倒してしまった...というのが、この競馬の内容。

2戦目の札幌2歳Sの内容は、この面子相手でも楽に道中2番手に付けられるスピードがある事を証明したが、若駒の中距離レースというのは『じっくり矯めてキレてなんぼ』という内容レースがほとんどある。
力量があるので、逃げたミッキーユニバースを交わすのは叶ったが、後方で脚を矯めていた馬達にバッサリ差された形だ。

3戦目のもみじSは短距離レースで、『スローの流れをじっくり構えて矯めてキレる』という質のものとはほど遠いのレース。
普段通りのリズムで走らせたところ、周りのペースが速く後方を追走する事となる。
この馬には流れがマッチしていたらしく、今まで見せていなかったキレ味を披露。この流れで精神的に集中する事ができ、ベストパフォーマンスを発揮出来る事が理解出来る。

4戦目のデイリー杯はスローの流れで、矯め差しの得意な馬に有利な競馬となる。
自身も34.3の速い上がりタイムを叩き出してはいるが、余力たっぷりと残した状態のよーいドンではなく、タフさの問われる厳しい流れを追走させる競馬の方が向いている事を示唆する内容となった。

その事を決定付けさせたのは朝日杯FS。レースラップのラスト1ハロンが12.6、自身の上がり35.5という時計が示すように、ラストがパッタりと止まるようなハードな流れの競馬でしぶとい差し脚を見せて好走している。

この馬の今までの戦歴を見てみると、『余裕こいて先行』よりは、『頑張って追走』というレースでパフォーマンスを上げている事が理解出来る。

もう1つ面白い事は、鞍上勝浦がここ3戦ポジショニングなどお構い無しに前半3ハロンをほぼ同タイムで走らせている事だ。
おそらく勝浦は、前半34.3~34.4のリズムで走らせるのがベストと考えているのだろう。

前半34.3以上のラップで通過し、マイル戦で勝利を上げた事のある馬はナイトフォックスとネオスターダムくらいなもの。
おそらく、ここ3戦と同じリズムで走らせたら『余裕こいて先行』という競馬になってしまうだろう。

力量のある馬だが、流石に今回のレースはベストパフォーマンスを引き出せる環境下では無いと見ている。
力量があるだけに大崩れは考え辛いが、掲示板に載るか?載らないか?なんて感じのレースになる公算は高い。

そこで注目はCデムーロ鞍上の⑨エイムハイだ。
どっしりとした安定感があり、ゆったりとした流れの中でもじっくりと構える事ができ、後半の攻防で持てる全てをぶつける事が出来るタイプだ。

◎⑨エイムハイ

著者:夏影
 予想のベースになっているのは、今井雅宏氏考案の『Mの法則』。2002年の菊花賞。ヒシミラクル→ファストタテヤマの馬単を2点予想でゲット。 トライアルのレース振りから、ヒシミラクルは『淀の3000㍍で化ける』と確信しておりました。