高松宮記念を考える

・ミッキーアイル

秋から使い詰めの状態。

スワンSは休み明けで疲労が無く、心身フレッシュ状態。
疲労に脆く、フレッシュな状態で強いのは典型的なディープインパクト産駒の特徴。

マイルCSは、スワンSの疲労に加え、"スローで楽に逃がしてもらえた前走→激戦となったG1"という『楽→苦』のレースのギャップに苦しんでの結果。

阪神Cは2戦の疲労が抜けていなかったゆえに凡走も、その後レース間隔を2ヶ月開けると変わり身を見せ、阪急杯では好位差しで2着に入る。
阪急杯は不良馬場でのレースで、前半3Fが34.9→後半が36.8の後傾ラップ。
最後は3頭の激しい叩き合いとなり、1400㍍にしてはかなりタフでしんどい競馬となった。
楽して勝てたスワンS後のマイルCSで凡走をした事を考えると、それより明らかに厳しいレースだった阪急杯後にマイルCS以上のレースを期待するのもどんなものか?と思う。

・ダイワマッジョーレ

そもそもは中距離を走っていた馬だが、マイル以下で素質を開花...というか、本来の適性距離は中距離にあるのだが、中距離馬同士との闘いではライバル達に対し体力的アドバンテージが持てないので、短距離馬に成り下がっているタイプのような印象を受ける。
ちょうどサンカルロと同じイメージだ。

今回はというと、ミッキーアイル、コパノリチャード、ストレイトガール、...とマイルを走れる馬が多数出走してくる。
そんな中で、『短距離馬相手に体力的アドバンテージ』となどという話になるかと言えば疑問だ。

・エアロヴェロシティ

香港スプリント勝ちの外国馬で日本のG1で勝てた馬は2頭。
フェアリーキングプローンはデインヒル産駒、サイレントウィットネスはミスタープロスペクター系でどちらも日本の競馬に馴染みの深い血統である。
しかながらエアロヴェロシティはトムフール系。
現在日本にトムフールの直系の競走馬は存在しない。
かつてはメイワパッサーという馬がいたが、スタビライザーとスプライトパッサーを出したくらいでパッとしない。
日本で繁栄出来ない、それ即ち『日本競馬に適応出来ない』という事。
エアロヴェロシティ自身かなり厳つい馬体で、タフで柔軟さが求められる日本競馬に適応出来るかは微妙な感じ。
日本の競馬でも特殊な条件であるアイビスSDでなら狙ってみたいが、ここではちょっと...っていうのが私の考えだ。

さて高松宮記念だが...

厳しいレースになった阪急杯組ならば、むしろダメージを受けずに済んだ凡走馬を狙って面白そうだ。
コパノリチャードに注目。

香港スプリントは前残りの競馬。
ストレイトガールは不利な差し競馬で、最後差を詰めて来た内容を高く評価したい。
今回は馬場も摩擦が強くなり、前走よりもずっと向くはずで、パフォーマンスアップが十分見込める。

◎⑰コパノリチャード
○⑱ストレイトガール

馬券
・単勝
⑰,⑱
・馬連・ワイド
⑰-⑱


著者:夏影
 予想のベースになっているのは、今井雅宏氏考案の『Mの法則』。2002年の菊花賞。ヒシミラクル→ファストタテヤマの馬単を2点予想でゲット。 トライアルのレース振りから、ヒシミラクルは『淀の3000㍍で化ける』と確信しておりました。