高松宮記念を考える②

読者の皆様は今の中京コースをどうお考えでしょうか?

先週のファルコンSは先行馬のワンツー。
勝ち時計は1.22.9。

それでもって、昨日の8Rの平場でも先行馬が勝利。勝ち時計は1.09.4。

この現実を見て、前残り馬場などと言っているようでは甘い(笑)。

『本当の意味での前残り馬場』ならば、おそらくファルコンSならば、1分20秒台より遅くはならないし、500万下の1200㍍でも1分08秒台前半の時計は出る。

短距離レースというのは、レベルが下がれば下がるほど『スピードだけのハッタリ』だけで押し通し易いもの。
そして、レベルが上がれば上がるほど後傾ラップを刻む馬に有利になってくる。

先週のファルコンSの勝馬タガノアザガルは重賞どころか、オープン特別でも馬券に絡んだ経験が無い馬で、そんな馬が先行して押し切れたレースなのである。
そんなレースで、短距離レースの最高峰である高松宮記念を語ってしまうのはどんなものか?

前回の日記ではやはり500万下の豊橋特別をサンプルにしているが、これには重要な意味が隠されていると思っているからサンプルにしているのだ。
前回延べたように、このレースの1着、2着馬はともに前走『1600㍍からの距離短縮馬』なのだ。
競馬を知っている方なら誰でも解る常識だが、1800㍍以下の距離体系の中で一番しんどいレースになりやすいのが1600㍍である。
そして、一番楽な距離体系が1400㍍である。
1400㍍で行われた豊橋特別がレベルの低いレースならば、ほとんどの馬が『楽』と感じる為、精神的体力的アドバンテージは問われる事はない。
しかし、『1600㍍からの距離短縮』が嵌まるという事は、少なくとも他馬とは前走の経験で何かしらアドバンテージを得ていたという事である。
1着2着馬は、一番しんどい距離体系でのレースを体験した事により、この豊橋特別では『前走よりマシ』という気持ちになったのだ。
対し他馬はレベルの高いレースになった為に、『前走よりしんどい』と感じたのである。
これが『精神的アドバンテージ』である。

今回は先行脚質馬も多く激戦が予想される。
摩擦馬場で体力負担の大きなレースになると思われる。
間違いなく疲労やストレスの悪影響が出易いはずだ。

著者:夏影
 予想のベースになっているのは、今井雅宏氏考案の『Mの法則』。2002年の菊花賞。ヒシミラクル→ファストタテヤマの馬単を2点予想でゲット。 トライアルのレース振りから、ヒシミラクルは『淀の3000㍍で化ける』と確信しておりました。