変わり種のサンデー系に注目

過去の連対馬で特に目立つのはダンチヒ系とヴァイスリージェント系の血。
この血を保有した連対馬を洗い出してみると...

☆ダンチヒ系
2014年 ミッキーアイル(母父)
2008年 ディープスカイ(母父)
2006年 ファイングレイン(母父)
2005年 デアリングハート(母父)
1999年 シンボリインディ(母父)
1996年 ツクバシンフォニー(父)

☆ヴァイスリージェント系
2013年 マイネルホウオウ(母父)
2013年 インパルスヒーロー(父)
2008年 ブラックシェル(父)
2007年 ピンクカメオ(父)
2001年 クロフネ(父)
2001年 グラスエイコウオー(父)
2000年 トーヨーデヘア(父)

...といった感じだ。

ディープインパクト産駒が走り出した2011年からの連対馬は次の通り。

2014年
ミッキーアイル(父ディープインパクト×母父デインヒル)
タガノブルグ(父ヘネシー×母父スペシャルウィーク)
2013年
マイネルホウオエウ(父スズカフェニックス×母父フレンチデピュティ)
インパルスヒーロー(父クロフネ×母父サンデーサイレンス)
2012年
カレンブラックヒル(父ダイワメジャー×母父グラインドストーン)
アルフレード(父シンボリクリスエス×母父サンデーサイレンス)
2011年
グランプリボス(父サクラバクシンオー×母父サンデーサイレンス)
コティリオン(父ディープインパクト×母父トニービン)

ディープインパクト産駒は2度連対しているが、ミッキーアイルは逃げ馬で一般的なディープインパクト産駒とはかなりかけ離れたタイプである。

すぐ後の安田記念を勝ったにも関わらず、リアルインパクトはこのレースで3着に破れている。
天皇賞(秋)を勝ったハーツクライ産駒ジャスタウェイは6着と凡走。

ミッキーアイルは安田記念で惨敗、カレンブラックヒルは天皇賞(秋)でやはり惨敗。
府中の主要G1を勝つような、サンデー系産駒はこのレースでは勝てず、このレースを勝ったサンデー系は府中の主要G1を勝てないといった現象が起きている。
とどのつまり、このNHKマイルCというレースは府中の主要G1とは全く別の要素が問われているという事になる。

ダイワメジャー産駒のG1勝ち鞍といえば短距離の高松宮記念のみ。
スズカフェニックス産駒に関しては、『何じゃそれ?』っていうくらいマイナーなサンデー系である(笑)。

ダンチヒ系やヴァイスリージェント系の活躍が目立つ事からも、スピードが問われているはず。
ただ、安田記念や天皇賞(秋)といった底力を伴ったスピード能力という訳ではないらしい。
好走馬がアメリカン血統に偏っている事からも、一本調子のスピードで押せる質のレースになっているのであろう。
故に、ジャスタウェイやリアルインパクトのような本当に強い馬が勝てない要因になっているような感じだ。

そんな訳で、変わり種のサンデー系でダンチヒ系の直線を保有したこの馬に注目。

◎⑩アルマワイオリ
父は極めてマイナーなサンデー系種牡馬マツリダゴッホで母父はジャパンCを勝ったダンチヒ系のピルサドスキー。
もみじSは、高速馬場で行われた1400㍍の超極軽なレース。
道中はスローの流れを10頭立ての8番手追走から、上がり33.8の末脚で差し切っている。
この事からも、高速馬場を強引に追い込ませて味が出そうな感じだ。
朝日杯の内容からも、ハードなレースや厳しい流れの競馬に対する適応力も高い。

○⑦クラリティスカイ
父はこのレースの勝ち馬クロフネでブラックシェルやインパルスヒーローといった好走馬を輩出している。
高速競馬で行われたいちょうSを先行し、3歳レコードで完勝。
一本調子のスピード競馬に対する適性の高さを示している。
ハイレベルな皐月賞で、力量の高いキタサンブラック相手に堂々とハナを奪い、5着と粘ってみせた。
力量的には、明らかにこのメンバーの中では上位。

▲⑪ヤマカツエース
ファルコンSは、速いペースで流れながら前残りになる競馬。
質的には本レースに近いレースになっている。
そんなレースで強引な追い込みで際どい競馬に持ち込んだ。
2月に行われた平場戦は京都1400㍍という極軽な条件で、最速上がりで差している。
このレースでも、炸裂する末脚に期待が持てそうだ。

△⑫ミュゼスルタン
△⑮フミノムーン
△⑰ニシノラッシュ
△②グランシルク
△①アヴニールマルシェ

馬券
⑦-⑩
ワイド
⑦-⑩
⑩-⑪
3連複
⑦-⑩-⑪
⑦-⑩-⑫
⑦-⑩-⑮
3連単フォーメーション
1着(⑦⑩)→2着(⑦⑩⑪)→3着(⑦⑩⑪)

著者:夏影
 予想のベースになっているのは、今井雅宏氏考案の『Mの法則』。2002年の菊花賞。ヒシミラクル→ファストタテヤマの馬単を2点予想でゲット。 トライアルのレース振りから、ヒシミラクルは『淀の3000㍍で化ける』と確信しておりました。