桜花賞2015結論

さて、今年のメンバー構成を見てみると...ムーンエクスプレスとクールホタルビ、その他にチョロっと微妙な感じのタイプの脚質の馬がいる程度。
ペースが遅くなるのは必至だし、レースの重心も隊列の後ろ側にかかるはずだ。
そこで、『脚を余す展開』という状況も考慮して考えてみたい。
そういう展開ならば、同じ物理特性を持った馬でも『前目の位置取り』で競馬をする馬が有利だ。

桜花賞に対する血統的指向性の強い馬で一番前目の位置取りを取るのは、おそらくテンダリーボイスであろう。
枠順決定前での予想で本命視していたが、外枠だとどうしてもアルテミスSのように気持ちが切れる心配があるので、ちょっと評価を落としておく。

キャットコインもおそらく、前走のような競馬になるだろう。
こちらを中心視したい。

アースライズはスムーズな競馬なら最も不気味な存在。

ココロノアイは何度も言うが、同世代の牝馬の中では体力が抜きに出ている。
『キレ負け』はするが、崩れる事はない。
レッツゴードンキは今回『逃げ→差し位置取りショック』で必勝体制...この2頭はしっかりワイドで押さえておきたい。

クイーンズリングは前走20㎏の馬体減での激走がどう出るか?...おそらく反動が出ると見ている。

◎⑪キャットコイン
○⑭テンダリーボイス
▲⑩アースライズ
☆⑮ココロノアイ
☆⑥レッツゴードンキ
△⑧ルージュバック

馬券
・単勝
⑪     2000円
⑭     1000円
⑩     1000円
・ワイド
⑪-⑮   2500円
⑥-⑪   2000円
⑥-⑮   3000円

・3連複
⑪-⑮流し
→⑥⑧⑩⑭ 各500円
⑥-⑪流し
→⑧⑩⑭  各500円

○テンダリーボイスは外枠不利、▲アースライズは前走のストレス...と一長一短を持ち合わせた馬で、勝ち負けは十分にあり得るが馬券の軸としては信頼は置けないタイプ。単勝や、3連複の紐で狙い。

☆ココロノアイはキレ負けする公算が濃厚。レッツゴードンキは必勝体制もスローの競馬で『位置取りショック』の効果が半減する恐れもある。
しかしながら、力量があり安定した成績が望めるタイプだけに、ワイドではしっかりと押さえておきたい。




桜花賞2015予習講座

2014年 ハープスター(ディープインパクト×ファルブラヴ)
2013年 アユサン(ディープインパクト×ストームキャット)
2012年 ジェンティルドンナ(ディープインパクト×ベルトリーニ)
2011年 マルセリーナ(ディープインパクト×マルジュ)
2010年 アパパネ(キングカメハメハ×ソルトレイク)
2009年 ブエナビスタ(スペシャルウィーク×カーリアン)
2008年 レジネッタ(フレンチデピュティ×サンデーサイレンス)
2007年 ダイワスカーレット(アグネスタキオン×ノーザンテースト)

血統を見て解るように、鍵となるのが『短距離~マイル向きのノーザンダンサー系』の血だ。

4年連続ディープインパクト産駒が優勝しているように、前半ゆったりめの流れに対応出来る『気の良さ』を問われる事は確かだか、それと同時にトップスピードの速さとスピードの持続力もしっかり問われている事も確かなのだろう。

そんな訳で、傾向に見合った血統の馬をピックアップしてみると...

・アースライズ(マンハッタンカフェ×ケープクロス)...フラワーC2着
・アンドリエッテ(ディープインパクト×シルバーデピュティ)...チューリップ賞2着
・キャットコイン(ステイゴールド×ストームキャット)...クイーンC1着
・クイーンズリング(マンハッタンカフェ×アナバー)...フィリーズレビュー1着
・ルージュバック(マンハッタンカフェ×オーサムアゲイン)...きさらぎ賞1着

意外にもほとんどの有力馬が該当してしまい、ちょっと絞り辛い。
そこで、ステップ的な部分に注目してみる。

・アースライズ
フラワーCはスローの前残りの競馬だったが、後半の中断、後方馬群ではかなり激しい攻防となった。
中断や後方馬群にとっては、リズム的には桜花賞の流れに似た流れになったような感じだ。
差し馬の末脚争いの中で頑張ったのがアースライズ。
おそらく人気にはならないだろうが、前走の内容からはむしろ面白い。
基本的に淡白なタイプで揉まれ弱いが、前走はリフレッシュ効果で頑張れた。
馬群がバラけやすい広いコース向きで、『前走小回り→今回広いコース』は良い。

・アンドリエッテ
チューリップ賞は最速上がりで差して来ており、競馬自体は向くと思われる。
ただ、クイーンCは内容的にキャットコインに完敗。

・キャットコイン
クイーンCは『息の長い末脚VS素軽い切れ味』という構図の競馬。
ミッキークイーンやロカを相手に、素軽い切れ味を披露し勝利。
レース間隔を開けてもきちんと走りに集中出来るように、かなり強固な精神力の持ち主。
桜花賞で狙ってみたい1頭。

・クイーンズリング
無敗馬という事で、おそらく人気を背負うと思われるが、前走は2ヶ月間隔を開けたにもかかわらず20㎏減での激走で反動が心配だ。
前走は負担の軽い1400㍍のレースも、今回は反動を抱えた状態での極限レース。

・ルージュバック
3戦とも、少頭数のスロー競馬。
この馬にマッチした競馬だったが、今回は初の激戦となる。
力は認めるが、他頭数の激戦ともなると、後手後手の競馬を強要されるのも確か。
おそらく道中は最後方、4コーナーで大外を回らされる競馬になるだろう。
能力の差はあれど、基本的に似通った物理特性を持つ相手が多いのが今年の桜花賞の特徴。
今回は物理特性のアドバンテージを得ずに不利を受ける事になりそうだ。

実はここに挙げた馬以外に、注目している馬は3頭いる。

・テンダリーヴォイス(ディープインパクト×キングカメハメハ)
母父は中距離指向の強いキングカメハメハだが、キングカメハメハの母父はラストタイクーンとマイル指向の強いノーザンダンサー系。
更に母母ブロードアピールは、豪脚がウリの短距離馬で重賞を5勝している。
ブロードアピールの父ブロードブラッシュは希少なヒムヤー系の種牡馬だが、その希少な産駒からこのブロードアピールとフェブラリーSを優勝したノボトゥルーを輩出しており、日本のスヒード競馬に上手く適応出来ているところがミソだ。
この血に宿るトップスピードの破壊力に掛けてみたい。

・ココロノアイ
体力という次元だけで見れば、おそらく世代最強であろう。
ファンタジーSを見ても解るように、気持ちが前向き過ぎるのに加え、スピードよりも体力寄りの物理指向を持つ馬で、おそらくこのレースでは『キレ負け』する公算が高い。勝ち負けを期待するなら、『重馬場』という条件が欲しい。
体力的には飛び抜けた存在なので、おそらく掲示板は外さないはず。3連系やワイドを狙うなら必ず押さえておきたい1頭。

・レッツゴードンキ
2歳牝馬最高峰であるレース阪神JFでは勝ち馬ショウナンアデラに次ぐ2位の上がりを披露。
2歳牝馬女王ショウナンアデラ不在なら、この面子の中でも末脚の破壊力は上位なはず。
前走岩田の不可解と思われる先行策は、おそらく『前走先行→今回差し位置取りショック』の布石であろう。
今回差し脚に磨きがかかるはずだ。




今年のエアレーション処置は成功か?失敗か?(常総S予想)

昨年の中山コースのエアレーション処置はお世辞にも成功とは言えなかった。
昨年の芝は剥げ馬が走ればたちまち土埃が舞うような馬場だったが、今年はこの失敗をきちんと教訓にしてくれたようだ。

エアレーションの本来の目的は、『芝の成長の促進』である。
エアレーションは土中に穴を開ける事により通気性を良くし、適度に根切りして刺激する事により根の成長を促進させる事を目的としている。

エアレーション効果が上手く表れると芝の根の成長が促進され、更に開催が進むにつれ解れていた土がレースで踏み固められて地盤がしっかりしてくる。
馬場の高速化が期待出来るようになるのだ。

昨日の日経賞を見てもわかるように、フラガラッハが結構なペースて逃げながら5着と粘れた事や、勝ち時計も速かった事からも、今年のエアレーション処置は成功したものと思われる。

そんな訳で、パワーから→持続力へと馬場特性が移行していると見て予想を立ててみたい。

内枠に先行馬が揃った事から締まった流れのレースを期待し、末脚の持続する差し馬注目。
本命はカムフィー。
気持ちがキレやすいダンスインザダーク産駒も、極端な距離短縮なら気持ちをコントロールしやすい。

相手は、前走先行出来なかった先行馬のミヤジタイガ。
道中ダラ~っと流れる外回りより、流れが締まる内回り競馬が向く。

◎⑥カムフィー
○⑩ミヤジタイガ
▲②ダイワレジェンド
△⑨サムソンズプライド

・馬券
単勝

ワイド
⑥-⑩
馬連
⑥流し→⑩②⑨
3連単
⑥→⑩→②
⑥→⑩→⑨
⑥→②→⑩
⑥→⑨→⑩



高松宮記念を考える②

読者の皆様は今の中京コースをどうお考えでしょうか?

先週のファルコンSは先行馬のワンツー。
勝ち時計は1.22.9。

それでもって、昨日の8Rの平場でも先行馬が勝利。勝ち時計は1.09.4。

この現実を見て、前残り馬場などと言っているようでは甘い(笑)。

『本当の意味での前残り馬場』ならば、おそらくファルコンSならば、1分20秒台より遅くはならないし、500万下の1200㍍でも1分08秒台前半の時計は出る。

短距離レースというのは、レベルが下がれば下がるほど『スピードだけのハッタリ』だけで押し通し易いもの。
そして、レベルが上がれば上がるほど後傾ラップを刻む馬に有利になってくる。

先週のファルコンSの勝馬タガノアザガルは重賞どころか、オープン特別でも馬券に絡んだ経験が無い馬で、そんな馬が先行して押し切れたレースなのである。
そんなレースで、短距離レースの最高峰である高松宮記念を語ってしまうのはどんなものか?

前回の日記ではやはり500万下の豊橋特別をサンプルにしているが、これには重要な意味が隠されていると思っているからサンプルにしているのだ。
前回延べたように、このレースの1着、2着馬はともに前走『1600㍍からの距離短縮馬』なのだ。
競馬を知っている方なら誰でも解る常識だが、1800㍍以下の距離体系の中で一番しんどいレースになりやすいのが1600㍍である。
そして、一番楽な距離体系が1400㍍である。
1400㍍で行われた豊橋特別がレベルの低いレースならば、ほとんどの馬が『楽』と感じる為、精神的体力的アドバンテージは問われる事はない。
しかし、『1600㍍からの距離短縮』が嵌まるという事は、少なくとも他馬とは前走の経験で何かしらアドバンテージを得ていたという事である。
1着2着馬は、一番しんどい距離体系でのレースを体験した事により、この豊橋特別では『前走よりマシ』という気持ちになったのだ。
対し他馬はレベルの高いレースになった為に、『前走よりしんどい』と感じたのである。
これが『精神的アドバンテージ』である。

今回は先行脚質馬も多く激戦が予想される。
摩擦馬場で体力負担の大きなレースになると思われる。
間違いなく疲労やストレスの悪影響が出易いはずだ。



高松宮記念を考える

・ミッキーアイル

秋から使い詰めの状態。

スワンSは休み明けで疲労が無く、心身フレッシュ状態。
疲労に脆く、フレッシュな状態で強いのは典型的なディープインパクト産駒の特徴。

マイルCSは、スワンSの疲労に加え、"スローで楽に逃がしてもらえた前走→激戦となったG1"という『楽→苦』のレースのギャップに苦しんでの結果。

阪神Cは2戦の疲労が抜けていなかったゆえに凡走も、その後レース間隔を2ヶ月開けると変わり身を見せ、阪急杯では好位差しで2着に入る。
阪急杯は不良馬場でのレースで、前半3Fが34.9→後半が36.8の後傾ラップ。
最後は3頭の激しい叩き合いとなり、1400㍍にしてはかなりタフでしんどい競馬となった。
楽して勝てたスワンS後のマイルCSで凡走をした事を考えると、それより明らかに厳しいレースだった阪急杯後にマイルCS以上のレースを期待するのもどんなものか?と思う。

・ダイワマッジョーレ

そもそもは中距離を走っていた馬だが、マイル以下で素質を開花...というか、本来の適性距離は中距離にあるのだが、中距離馬同士との闘いではライバル達に対し体力的アドバンテージが持てないので、短距離馬に成り下がっているタイプのような印象を受ける。
ちょうどサンカルロと同じイメージだ。

今回はというと、ミッキーアイル、コパノリチャード、ストレイトガール、...とマイルを走れる馬が多数出走してくる。
そんな中で、『短距離馬相手に体力的アドバンテージ』となどという話になるかと言えば疑問だ。

・エアロヴェロシティ

香港スプリント勝ちの外国馬で日本のG1で勝てた馬は2頭。
フェアリーキングプローンはデインヒル産駒、サイレントウィットネスはミスタープロスペクター系でどちらも日本の競馬に馴染みの深い血統である。
しかながらエアロヴェロシティはトムフール系。
現在日本にトムフールの直系の競走馬は存在しない。
かつてはメイワパッサーという馬がいたが、スタビライザーとスプライトパッサーを出したくらいでパッとしない。
日本で繁栄出来ない、それ即ち『日本競馬に適応出来ない』という事。
エアロヴェロシティ自身かなり厳つい馬体で、タフで柔軟さが求められる日本競馬に適応出来るかは微妙な感じ。
日本の競馬でも特殊な条件であるアイビスSDでなら狙ってみたいが、ここではちょっと...っていうのが私の考えだ。

さて高松宮記念だが...

厳しいレースになった阪急杯組ならば、むしろダメージを受けずに済んだ凡走馬を狙って面白そうだ。
コパノリチャードに注目。

香港スプリントは前残りの競馬。
ストレイトガールは不利な差し競馬で、最後差を詰めて来た内容を高く評価したい。
今回は馬場も摩擦が強くなり、前走よりもずっと向くはずで、パフォーマンスアップが十分見込める。

◎⑰コパノリチャード
○⑱ストレイトガール

馬券
・単勝
⑰,⑱
・馬連・ワイド
⑰-⑱




阪神大賞典予想

おそらくこの競馬はスローになり、ゴールドシップが早いタイミングでスパートを仕掛けるのは見え見えの展開。
結局のところゴールドシップの仕掛けるロングスパートに対応出来る適性が間違いなく問われる。
そこで、2つのレースに注目してみた。

・中山金杯
11.6→11.5→11.4→11.9
・京都記念
11.7→11.4→11.0→11.6


このレースのラスト4ハロンはどちらも、11秒台のラップを持続させている。
これらのレースを両方制した、ラブリーデイはおそらく、ロングスパートに対する適応力は高いはずだ。
問題なのは、3000㍍のスロー競馬に適応出来るかどうかの問題。
前走スローはスローな流れだったが、馬群に入れる事なく先行策で折り合った内容からも、ゆったりとしたペースを受け入れられるだけの気の良さを有しているものと思われる。
更に阪神内回りコースでのレースあり、単調なリズムが長く続く事なくコーナーでペースのアクセントが付いてくれる。
ここは3000㍍初体験を逆手に取り、『新鮮味』という意味で精神的アドバンテージを評価してみたい。

京都記念2着のスズカデヴィアスにも注目。
こちらは京都記念の内容と、2走前に3400㍍のレースを使っている事を評価。
立て続けの超長距離ではなく、『1走京中距離を挟んで』の超長距離なのが非常に良い。
立て続けに超長距離だと気持ちがダラける危険性が高くなる。
しかし1走中距離を挟んでやる事により、気持ちが締まり激しい攻防にも対応でき、且つ『超長距離の経験の記憶』も残っている状態となるのだ。
『初体験』に劣らないステップ良いステップである。

ワイド
④-⑦   3500円
3連複
④-⑦-⑧ 1500円
3連単
⑦→④→⑧  500円
⑦→⑧→④  500円



ムーンエクスプレスを考える

初勝利は単勝オッズ1.3倍の圧倒的人気で、明らかにレース前の時点で能力の違いは自明だった。
勝ち上がり後いきなりの重賞挑戦も、一気のメンバー強化で怯み5着と凡走。
秋明菊賞では、重賞→自己条件のメンバー弱化ステップ。出入りの少ない高速競馬を完勝する。
阪神JFは一気のメンバー強化により4着。
能力は高いのだが、メンバーが強化するタイミングでパフォーマンスを下げ、メンバーが弱いとパフォーマンスを上げる。いかに淡白さ主導の性格であるかが解る。
母系を辿ればそれも頷ける。
ビーマイゲスト→レインボークエスト→メジロライアン...と気の良い淡白さ主導系の種牡馬が、"これでもか!"というくらい重ねられている。
ペース激化を好む父アドマイヤムーンというよりは、弱い相手を力で圧倒する競馬に強い母系の影響が強いものと思われる。
今回は、メンバー弱化のタイミングで向くステップなのだが、小回りコースでペースが厳しくなる可能性も高い。
揉まれ弱いタイプなので、包まれる内枠には『?』が付く。
外枠から、流れに巻き込まれないスムーズなレースが理想だ。
『桜花賞→オークス』とステップはメンバー強化というステップにはならない。
1600→2400㍍という一気の距離延長で、ペース鈍化に加え、長時間走らさられる状況になる為に『気の良さ』という要素が非常に重要視される。
もしこのレースで賞金を加算出来るようなら、桜花賞凡走後のオークスであっと言わせるパフォーマンスを見せる可能性のある馬だという事を、今の時点で述べておく。



弥生賞を考える

今週は皐月賞トライアル弥生賞が行われる。
出走頭数は少ないが、今年はとにかく実績のあるメンバーがそろった。

シンザン記念勝馬グァンチャーレ
ホープフルS勝馬シャイニングレイ
京都2歳S勝馬ベルラップ
東スポ杯2歳S勝馬サトノクラウン
デイリー杯2歳S勝馬タガノエスプレッソ
いちょうS勝馬クラリティスカイ
札幌2歳Sブライトエンブレム

と、重賞勝馬が実に7頭。
逆に500万下の馬はジャストフォーユーただ1頭のみと中身の濃いメンバー構成となった。

先週の時点では基本的に前残りの馬場も、雨開催で使われると時計の掛かる馬場に変貌していった。
やはりエアレーション効果がしっかりと出ているようだ。
しっかりとパワーやスタミナ問われてくるはずだ。

おそらくハナを切るのはジャストフォーユー。
エアレーション馬場でガンガン飛ばせばその時点で自滅、この頭数ならばおそらく前半はゆったりとしたペースで進み馬群も詰まり気味に進むだろう。
しかしこれだけメンバー構成の高いとなると、レース後半の攻防はかなりハードなものになると思われる。

サトノクラウンはかなり激戦向きの感じでかなり将来性が高そうだが、出来ればこの馬のキレ味を生かせる環境が欲しい。このレースとダービーで軽く凡走してもらい、ダービーで思いっきり狙ってみたい馬だ。

このレースで注目しているのは、タケルラムセスとブライトエンブレムだ。
小回りコースでの厳しい後半戦を持ち前の持久力で圧倒してくるタイプだ。

◎⑩タケルラムセス
○⑤ブライトエンブレム
▲④サトノクラウン




開幕週、内回りコース、そして...

開幕週の1400㍍と軽い質のレースとなりそうだが、実力馬2頭が逃げ馬というところが面白い。
内回りの開幕週という事で、前目に行かなきゃ位置取り的に不利になるから前に行くしかないが、...かといってコパノリチャードとミッキーアイルがやり合えば共倒れとなる。
両馬とも58㎏を背負っており、勝負所で反応に遅れが生じ後手を踏むリスクも背負っている。
オリービン、ダイワマッジョーレのマークの目も厳しくなりそうで、どうしても楽に競馬をさせて貰える環境とは思えない。

マイル王ダノンシャークは最悪な事に内枠を引き当ててしまった。
この枠だと先行すれば、厳しい流れに巻き込まれ、中断に付ければ馬群に揉まれ、後方待機なら前が止まらずハイそれまでとなる。

ここは、G1馬総崩れのシナリオに大いに期待したい。

◎④エールブリーズ
集中力の高いフジキセキ産駒で、揉まれて集中力の生かせる内枠は向く。
インの経済コースを進みながら、有力馬の動向を見て競馬が出来るメリットが大きい。
鞍上にかなり問題があるが(泣)、人気薄で高配当が期待出来るだけに狙ってみたい。

○⑫リヴェレンテ
ペース激化ステップに対応出来るキングカメハメハ産駒。
昇級初戦で精神的鮮度があり、テンションが上がるタイミング。
前走後にレース間隔が開き疲労も抜けているはずだ。

▲⑫ハノハノ
揉まれ弱いが、ペース激化ステップを好むのがアドマイヤコジーン産駒の特徴。
条件が嵌まればコロッと変われるのも特徴。
ペース激化ステップに加え、開幕馬場、外枠...激走のお膳立ては出来ているので、変わり身に期待したい。



アルマワイオリを考える

フェブラリーSが終わり、いよいよ春競馬到来。
今週もG1を意識させるレースが目白押し。
そんな中で私が注目しているのは、アーリントンCに出走予定のアルマワイオリ。

・アルマワイオリ

レース   コース   着順 タイム(前3F→後3F)

新馬    札幌1500㍍ 1着 1.31.1(37.5→34.8)
札幌2歳S 札幌1800㍍ 6着 1.50.4(36.8→36.9)
もみじS  京都1400㍍ 1着 1.21.6(36.3→33.8)
デイリ2S 京都1600㍍ 4着 1.35.6(36.3→34.3)
朝日杯FS 阪神1600㍍ 2着 1.36.0(36.4→35.5)

新馬戦は何も解らないまま鞍上の指示に従いコースを回ってみたら、能力の違いで他馬を圧倒してしまった...というのが、この競馬の内容。

2戦目の札幌2歳Sの内容は、この面子相手でも楽に道中2番手に付けられるスピードがある事を証明したが、若駒の中距離レースというのは『じっくり矯めてキレてなんぼ』という内容レースがほとんどある。
力量があるので、逃げたミッキーユニバースを交わすのは叶ったが、後方で脚を矯めていた馬達にバッサリ差された形だ。

3戦目のもみじSは短距離レースで、『スローの流れをじっくり構えて矯めてキレる』という質のものとはほど遠いのレース。
普段通りのリズムで走らせたところ、周りのペースが速く後方を追走する事となる。
この馬には流れがマッチしていたらしく、今まで見せていなかったキレ味を披露。この流れで精神的に集中する事ができ、ベストパフォーマンスを発揮出来る事が理解出来る。

4戦目のデイリー杯はスローの流れで、矯め差しの得意な馬に有利な競馬となる。
自身も34.3の速い上がりタイムを叩き出してはいるが、余力たっぷりと残した状態のよーいドンではなく、タフさの問われる厳しい流れを追走させる競馬の方が向いている事を示唆する内容となった。

その事を決定付けさせたのは朝日杯FS。レースラップのラスト1ハロンが12.6、自身の上がり35.5という時計が示すように、ラストがパッタりと止まるようなハードな流れの競馬でしぶとい差し脚を見せて好走している。

この馬の今までの戦歴を見てみると、『余裕こいて先行』よりは、『頑張って追走』というレースでパフォーマンスを上げている事が理解出来る。

もう1つ面白い事は、鞍上勝浦がここ3戦ポジショニングなどお構い無しに前半3ハロンをほぼ同タイムで走らせている事だ。
おそらく勝浦は、前半34.3~34.4のリズムで走らせるのがベストと考えているのだろう。

前半34.3以上のラップで通過し、マイル戦で勝利を上げた事のある馬はナイトフォックスとネオスターダムくらいなもの。
おそらく、ここ3戦と同じリズムで走らせたら『余裕こいて先行』という競馬になってしまうだろう。

力量のある馬だが、流石に今回のレースはベストパフォーマンスを引き出せる環境下では無いと見ている。
力量があるだけに大崩れは考え辛いが、掲示板に載るか?載らないか?なんて感じのレースになる公算は高い。

そこで注目はCデムーロ鞍上の⑨エイムハイだ。
どっしりとした安定感があり、ゆったりとした流れの中でもじっくりと構える事ができ、後半の攻防で持てる全てをぶつける事が出来るタイプだ。

◎⑨エイムハイ